松川建設 松川です。
窓を開けたくなる季節が始まるのですが、花粉症のことを考えると締めたくなる私です。
お部屋の中の二酸化炭素(CO2)の影響について考えたことがあるでしょうか。
人は居室では、人の呼吸、喫煙、ガスレンジ、屋内燃焼型ファンヒーター等によりCO2影響を受けやすく、室内のCO2濃度が1000ppmになると、思考力、集中力が減少します。
では二酸化炭素の目安は
空気中のCO2濃度 有毒ガスが⼈体に作用する影響
250-350ppm 大気中にあける通常濃度
250-1000ppm 換気が十分実施されている屋内の通常値
2000-5000ppm 換気の悪い部屋 頭痛、眠気、倦怠感、
注意力散漫、心拍数の増加、吐き気の発生
あるお宅の二酸化炭素を測定しました。
■寝室の二酸化炭素濃度グラフ(3月8日)
10帖の部屋に夜3人寝ている部屋です。
24時間換気扇設置義務化前の部屋でドア窓を閉めて無換気です。
3人で一晩で3000ppm近くなってます。改善が必要ですね。
■LDKの二酸化炭素濃度グラフ(3月8日)
断熱改修されたLDKです。
改修を機に24時間換気を整備しました。
調理器具はガスコンロです。
あらかた1000ppmを超えない数値を維持しています。
“はるかぜの家”ではエネルギーのロスを最小限に抑えた集中24時間換気システムを採用しています。
家のどこに行っても1000ppmを大きく超えることはなく健康的な空気環境になります。
しかし、普段家族以外に一時的に大人数集まる場合、換気設定量を多くするか窓を開けるなどの対策をとる方が良いでしょう。
